山菜の王様
頂きの芽に集まりし木の精はゆるりゆるりとほろ苦く萌ゆ
この季節、信州に行くと必ず買って帰るのが、地元の農産物直売所で売っているタラの芽。その日の朝、山で採ってきたのであろう、ピンピンとした葉の表面には小さな棘がついていて、不用意に手に取ると痛い目にあう。大きさも形もバラバラなのだが、これに薄衣をつけてサッと揚げれば、ほろ苦くて根元には適度な歯ごたえがあって絶品だ。山のエキスが口の中いっぱいに広がるようだ。近所のスーパーで売られているこじんまりとした“栽培もの”とは全く別物なのだ。それにしても山に数ある木々の中で、誰が最初にこのトゲトゲした野性味あふれるタラの芽を食べようと思いついたのだろう。その最初の人に感謝!!
ポチッと応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m
ヤングコーン
誰が知るブロンドだった若い頃わが身世にふるながめせしまに
行きつけの美容院でカラーリングをしてもらった。なるべく自然なままで、とは思うけれど、やっぱり白いものが気になってしまう。100%真っ白な髪の方を街で見かけると、華やかで素敵だし、あれを目指すのもアリかな〜と思う。以前、ほぼ真っ白なロングヘアを後ろで大きく束ねるように編んでいる女性がご近所にいて、その人も優雅で素敵だった。そんな話を美容師さんに話すと「◯◯さん(私)は、真っ白にはならないです。そういう人は、割と若い頃からそうなんですよ。◯◯さんはああいう感じにはならないです、ごま塩タイプになりますね。」とはっきり予言されてしまった。
う〜ん、寿命を宣告をされたわけじゃないけど、何だかちょっとショックだなぁ。
ポチッと応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m